ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(Part 1: 2021年、Part 2: 2024年)の主要登場人物相関図。フランク・ハーバートの1965年のSF小説を原作とし、砂の惑星アラキスを舞台に、名門アトレイデス家の後継者ポール・アトレイデスの運命を壮大なスケールで描く。
スパイス「メランジ」の利権を巡るアトレイデス家とハルコンネン家の確執、砂漠の民フレメンの預言「リサーン・アル=ガイブ」、そしてベネ・ゲセリットの暗躍が複雑に絡み合う。ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアら豪華キャストが出演。
登場人物一覧
ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)
アトレイデス家の後継者で本作の主人公。レト公爵とレディ・ジェシカの息子。未来を視る特殊な能力を持つ。父の死後、母と共にフレメンに身を寄せ、砂漠の戦士として成長する。フレメンの預言「リサーン・アル=ガイブ(救世主)」として崇められ、ハルコンネン家と皇帝に対する反攻を指揮。PART2ではフェイド=ラウサとの決闘に勝利し、皇女イルーランとの政略結婚により帝位を掌握する。
レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)
アトレイデス家の当主でポールの父。皇帝の命によりアラキスの統治を任されるが、これはハルコンネン家と皇帝による罠だった。勇敢で威厳ある指導者であり、家臣や民からの信頼も厚い。ハルコンネン家の襲撃でユエ博士の裏切りにより捕らえられ、命を落とす。
レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)
ポールの母でレト公爵の愛妾。ベネ・ゲセリットのメンバーで、「声」と呼ばれる精神操作の能力を持つ。ベネ・ゲセリットからは女児を産むよう命じられていたが、レト公爵への愛から命令に背き男児ポールを産んだ。PART2ではフレメンの教母となり、息子を救世主として担ぎ上げる役割を担う。実はハルコンネン男爵の娘であるという秘密を持つ。
ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)
アトレイデス家の剣術指南役にして腹心の武人。ポールにとって兄のような存在で、武術の師でもある。レト公爵からの信頼が厚く、アラキスへの先発隊を任されフレメンとの接触に成功する。ハルコンネン家の襲撃時、ポールとジェシカを逃がすために自ら犠牲となり命を落とす。
ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン)
アトレイデス家の武術指南役で勇敢な戦士。ポールに戦闘訓練を施す厳格な教官でもある。ハルコンネン家の襲撃を生き延び、PART2ではスパイス密輸業者のもとに身を寄せていたが、ポールとの再会後はフレメンと共にハルコンネン家への反攻に加わる。
ウエリントン・ユエ博士(チャン・チェン)
アトレイデス家に仕えるスーク医師。ハルコンネン家に妻ワンナを人質に取られ、アラキスの防御シールドを解除してアトレイデス家を裏切る。しかしレト公爵に毒ガスの義歯を仕込み、ハルコンネン男爵を道連れにする機会を与えた。裏切りの直後にハルコンネン側に殺害される。
ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)
ハルコンネン家の当主。巨体を反重力装置で浮かせる異様な姿が特徴。アトレイデス家を滅ぼしアラキスのスパイス利権を奪還するため、皇帝と共謀して策略を巡らす。甥のラッバーンにアラキス統治を任せるが失敗し、後継者としてフェイド=ラウサを据える。実はレディ・ジェシカの父であり、ポールの祖父にあたるが、この事実はベネ・ゲセリットにより隠されていた。
グロッス・ラッバーン(デイヴ・バウティスタ)
ハルコンネン男爵の甥。残虐で粗暴な性格の武人。アトレイデス家壊滅後、男爵からアラキスの統治を任されるが、フレメンの反乱を抑えられず失敗。PART2では弟フェイド=ラウサに後継者の座を奪われる。
フェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー)
ハルコンネン男爵の甥でラッバーンの弟。PART2から登場。男爵が後継者として育てた冷酷で狡猾な戦士。ポールとは「コインの裏表」のような存在で、共にベネ・ゲセリットの遺伝子計画に関わる血筋を持つ。皇帝の代理としてポールとの一騎打ちに臨むが敗北し、命を落とす。
チャニ(ゼンデイヤ)
フレメンの若き女性戦士。ポールの夢に度々現れ、彼がフレメンに加わった後は戦い方を教え、やがて恋人同士になる。PART2ではポールが「リサーン・アル=ガイブ」として宗教的指導者へ変貌していくことに反発し、彼にありのままでいてほしいと願う。ポールが皇女イルーランとの政略結婚を決めたことに失望し、一人砂漠へと去る。
スティルガー(ハビエル・バルデム)
フレメンの部族長(ナイブ)。砂漠の民を率いる指導者で、ポールの資質を見抜き彼を受け入れる。ポールこそ預言の救世主「リサーン・アル=ガイブ」だと深く信じ、彼がフレメンの指導者として覚醒するのを導く。
皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン)
パーディシャー皇帝。既知宇宙の支配者。PART2から登場。アトレイデス家の勢力拡大を恐れ、ハルコンネン家と共謀してレト公爵を排除する策略を企てた黒幕。精鋭部隊サルダウカーを秘密裏にハルコンネン家に貸し与えた。ポールの反攻により敗北し、娘イルーランとの政略結婚で帝位を譲ることになる。
皇女イルーラン(フローレンス・ピュー)
皇帝シャッダム4世の長女。PART2から登場。ベネ・ゲセリットの教育を受けた知的な女性で、父の後継者候補。ポールが皇帝を倒した後、帝位を正当化するための政略結婚の相手となる。
教母ガイウス・ヘレン・モヒアム(シャーロット・ランプリング)
ベネ・ゲセリットの教母にして皇帝の真言師(トゥルースセイヤー)。レディ・ジェシカの師でもある。PART1冒頭でポールに「ゴム・ジャバール」の試練を課し、彼の資質を試す。ベネ・ゲセリットの遺伝子計画を推進する裏の権力者で、皇帝にも大きな影響力を持つ。
アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ)
ポールの妹。PART2ではジェシカの胎内にいる状態で登場し、母と精神的に対話する。ジェシカが「命の水」を飲んで教母として覚醒した副作用により、胎児のまま意識が目覚めた存在。ポールのビジョンの中では成人した姿(アニャ・テイラー=ジョイ)として現れ、兄に導きを与える。
リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)
帝国の惑星生態学者(インペリアル・エコロジスト)で、アラキスにおける「裁定者(ジャッジ・オブ・ザ・チェンジ)」。フレメンの中で暮らし、彼らの秘密のリーダーでもある。アトレイデス家がアラキスに着任した際に協力し、ハルコンネン家の襲撃後はポールとジェシカの逃亡を助ける。サルダウカーに刺された後、砂虫を呼び寄せて最期を遂げる。
レディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ)
ベネ・ゲセリットの一員。PART2に登場。ポールが死んだと思われていた状況で、教母モヒアムの指示のもとフェイド=ラウサに接近し、彼を誘惑して遺伝子を確保する密命を帯びる。ベネ・ゲセリットの遺伝子計画の一環として、フェイドの娘を身ごもる。
関係性一覧
- レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) →父→息子 →ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) は ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) に対して「父→息子」の関係です。
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- レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) →愛妾(事実上の夫婦) →レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) は レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン) に対して「愛妾(事実上の夫婦)」の関係です。
- ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア) →兄のような存在・武術指南 →ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア) は ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) に対して「兄のような存在・武術指南」の関係です。
- ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア) →忠誠を誓う腹心 →レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア) は レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) に対して「忠誠を誓う腹心」の関係です。
- ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン) →戦闘訓練の師 →ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン) は ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) に対して「戦闘訓練の師」の関係です。
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- ウエリントン・ユエ博士(チャン・チェン) →専任医師(のち裏切り) →レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)ウエリントン・ユエ博士(チャン・チェン) は レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) に対して「専任医師(のち裏切り)」の関係です。
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- グロッス・ラッバーン(デイヴ・バウティスタ) →兄弟(後継争い) →フェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー)グロッス・ラッバーン(デイヴ・バウティスタ) は フェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー) に対して「兄弟(後継争い)」の関係です。
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- ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド) →実父(秘密の血縁) →レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド) は レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン) に対して「実父(秘密の血縁)」の関係です。
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- 皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン) →アラキス統治を命じる(罠) →レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン) は レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック) に対して「アラキス統治を命じる(罠)」の関係です。
- レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン) →母→娘(胎内で覚醒) →アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ)レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン) は アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ) に対して「母→娘(胎内で覚醒)」の関係です。
- ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) →兄→妹 →アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ)ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) は アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ) に対して「兄→妹」の関係です。
- リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) →フレメンの秘密のリーダー →スティルガー(ハビエル・バルデム)リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) は スティルガー(ハビエル・バルデム) に対して「フレメンの秘密のリーダー」の関係です。
- リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) →アトレイデス家に協力 →ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) は ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア) に対して「アトレイデス家に協力」の関係です。
- 皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン) →惑星生態学者として派遣 →リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン) は リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) に対して「惑星生態学者として派遣」の関係です。
- リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) →逃亡を助ける →ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター) は ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ) に対して「逃亡を助ける」の関係です。
- レディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ) →遺伝子確保のため誘惑 →フェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー)レディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ) は フェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー) に対して「遺伝子確保のため誘惑」の関係です。
- 教母ガイウス・ヘレン・モヒアム(シャーロット・ランプリング) →密命を与える(ベネ・ゲセリット) →レディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ)教母ガイウス・ヘレン・モヒアム(シャーロット・ランプリング) は レディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ) に対して「密命を与える(ベネ・ゲセリット)」の関係です。
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